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使用する電線の被覆を剥く前に、ワイヤシールを通しておきます。
この端子に適合する電線は、電線仕上り外径が1.4~2.9mmの電線です。 |
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芯線部分の被覆を取り除きます。 |
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圧着は、使用する圧着工具(圧着ペンチ)のサイズや精度によって仕上がりが大きく異なります。
カシメ初期のアールが、カシメる端子に適合していない工具の場合は
あらかじめカールしやすいように加工しておくと仕上がりが綺麗です。 |
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今回の使用工具はP-706です。 |
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P-706の「2.4M」の箇所で初期のアールを付けておきます。 |
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初期のカールが付いたところで、電線を挿入します。 |
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大きめの箇所で圧着し、その後カシメ箇所を小さくしていくと良いでしょう。 |
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今回は「2.4M」でカシメてから、「2.0H」で仕上げました。 |
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芯線部分の圧着が終わったら、被覆部分を圧着します。
画像の場所までワイヤシールを移動させます。 |
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被覆部分のカシメにはこの箇所を使用します。 |
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カシメは端子部分をワイヤシールに添えるような感じで行います。 |
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あまり強くカシメると失敗しますので、ご注意下さい。 |
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カシメ作業は以上で終了です。 |
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HM防水カプラに使用する場合、電線部分を引っ張って脱着する可能性が多いので
芯線部分にハンダを流して補強しておきます。 |
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端子と芯線部分をハンダこてで十分加熱すると、ハンダが自然と流れ込んでゆきます。
加熱しすぎると、被覆部分やワイヤシールが溶けてしまいますので、手早く作業を行ってください。 |