間違って端子挿入前にリテーナーを押し込んでしまった場合の解除方法
抜き治具については「CPRT-PA042」を使用しています。
 
 
 
 
端子の規格(サイズ)一覧表
025(0.64mm)
030(0.8mm)
040(1.0mm)
050(1.3mm)
060(1.5mm)
070(1.8mm)
090(2.3mm)
110(2.8mm)
187(4.8mm)
250(6.0mm)
305(7.8mm)
312(8.0mm)
375(9.5mm)
例:オス端子の先端幅が「2.8mm」であれば、その端子は「110型」です。

リテーナーについて(2010.4.10)

カプラには、防水、非防水を問わず「リテーナー」という部品が付いているものがあります。

「リテーナー」とは、端子の”半挿入を検知するための部品”で、カプラやハウジングに端子やターミナルを挿入する際、きっちりと奧まで刺さっていない状態だと装着できないようになっている部品のことです。

カプラ製造メーカーの説明では

・ターミナルが半挿入の状態ではリテーナーがセット(装着)出来ない機構になっています。
・リテーナはコネクタハウジングに予め組み付けられており、高い作業性を備えています。
・組み付け時に半嵌合の起きにくい構造です。

というように紹介されています。端子がキッチリ刺さっていないと差し込めない部品ですから、逆の手順になる場合、つまり「カプラから端子を抜きたい場合」は、リテーナを外してからでないと、端子が抜けないようになっています。

 

リテーナーは非防水カプラにも付いています。

青い丸で囲まれているのは、オス端子側カプラのリテーナーで、オスリテーナーと呼んでいます。

赤い丸で囲まれているのが、メス端子側カプラのリテーナーで、メスリテーナーと呼んでいます。

このカプラのリテーナーは、カプラに半分刺さった状態で納品されてきます。

(完全に取り外してしまう事も出来ます)

住友電装製HW防水カプラのリテーナーは、別部品で、品番もカプラとは別に設定されています。

このリテーナーは、もともと別部品ですので、お届けする際には、適合するカプラに軽く差し込んだ状態にして発送しています。

このカプラのリテーナーは、納品時から半分刺さった状態になっています。

端子を挿入してから押し込むことによって、端子の半挿入が検知される仕組みで、押し込むことが出来なければ、端子は”半挿入”、奧まで押し込むことが出来れば端子は定位置に挿入されています。

   

住友電装025型 NHシリーズのリテーナーについて

リテーナー解除時は、このように浮いた状態です。
(左の画像をクリックすると、別ウインドウで大きな画像が表示されます)

リテーナーが効いている時は、丸で囲まれた箇所の段差が無くなります。
(左の画像をクリックすると、別ウインドウで大きな画像が表示されます)
リテーナーを解除するには、丸で囲まれた箇所の引っかかりを外します。
(左の画像をクリックすると、別ウインドウで大きな画像が表示されます)
画像の作業では、配線コムで販売中の端子抜き工具「CPRT-PA042」を差し込んでいます。
(左の画像をクリックすると、別ウインドウで大きな画像が表示されます)
元通りになれば、リテーナーは解除されています。
(左の画像をクリックすると、別ウインドウで大きな画像が表示されます)
リテーナーは、完全に取り外すことも出来ます。
(左の画像をクリックすると、別ウインドウで大きな画像が表示されます)

 

現在の内容はここまで。

続きは順次追加予定。